2014年1月15日水曜日

おすすめ本『入学準備 陰山メソッド 「もじ」と「かず」家庭ワーク』

先日、ママもお勉強?図書館と本屋さんめぐり。で買った本の一冊を読んでみました。

それがこちら。

入学準備 陰山メソッド 小学校でつまずかない「もじ」と「かず」家庭ワーク

正司 昌子 小学館 2004-01-22
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小学校に入学前の保護者の方向けの書籍です。
書名に「ワーク」とあったので,私は勝手に「ワークシート」を想像していました。
中を見た瞬間,「あれ?」と思ったのですが,読んでみたら,とても良い内容でしたので,ご紹介します.

入学準備ということで,「入学までにどんなことができるようになっていたらいいの?」と悩む保護者の方に向いていると思います.
「ひらがなは読めて,書けたほうがいいの?」
「数はいくつまで数えられればいいの?」
と漠然とした不安があるかもしれません.

100ます計算で有名な陰山英男先生と長年,幼児教室を運営されている正司昌子先生が書かれている本で,とても説得力のある書き方で読んでいても勉強になります.

本書は「読み」「書き」「計算」「聞く・話す」のセクションで様々な提言がされていて,お二人の具体的なアイデアが満載です.
すぐにでも,日常の生活に取り入れやすいアイデアばかりです.

ここに一部を紹介しますね.


「読み」のセクションから

6 家族の郵便物を仕分けしてもらう

家族の名前を漢字で覚えるのも字を読む楽しみの一つ。子どもは形で覚えます。

陰山先生の言葉
漢字なんて,まだ無理と思わないでください。(中略)
漢字の入り口が何も教科書であったり,ドリルでなければならない理由はありません。
文字を身近に感じられるようになればいいのです。

特別にプリントやドリルを用意しなくても、日常の一コマで身近に感じられればいいんですね。

続いて、正司先生のアイデア。
お父さん、お母さん、子ども、それぞれに専用の箱を作り、郵便物を入れてもらうようにするのです。郵便屋さんごっこですね。お手伝いにもなります。

これは、我が家でも実践してみたいアイデアです。


他にも「書き」のセクションでは、「字が○○字くらい書けたほうがいい」ということではなく、書くための親からの働きかけ方や興味の持たせ方、そして目から鱗だったのが、

手首、指の力を鍛えること!!

確かに、我が子を見ていても現代の生活では手の力が鍛えにくいかもしれないと思いました。
キッチンや洗面台の蛇口はバリアフリーでレバーを上下するだけで水が出てきます。
デパートやスーパーのトイレでは手をかざしただけで水が出てきます。
昔のように、ひねるタイプの蛇口ってあまり見なくなりました。
息子の生活圏でひねるタイプの蛇口があるのは保育園とヤマハ音楽教室のおトイレだけです。
これは、親が意識して手首や指の力を鍛えておいてあげなければと思いました。

本の中には具体的な鍛え方,といっても日常生活や遊びの中で取り入れやすいものが紹介されていました。


我が家ではこの本を基礎にして、おうちで楽しみながら入学準備をしていこうと思います。
実践してみたら、このブログでもご紹介していきたいと思います。


*このブログで使っている「陰山先生」の「陰」は正式な文字ではありません.しかし,このワープロソフトでは本来の「陰」が出てきませんので、こちらの文字を採用しています。なお、検索エンジン等では「陰」でも先生の事が検索できます。


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今回ご紹介した本。

入学準備 陰山メソッド 小学校でつまずかない「もじ」と「かず」家庭ワーク

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これから,使ってみたい陰山メソッドのドリル。

陰山メソッド 徹底反復 文章読解プリント 新美南吉編 1~2年 (コミュニケーションムック)

陰山 英男 小学館 2012-12-14
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